Recruit 採用情報

先輩社員の声

H.N

H.N
(2018年入社 香辛事業部)

キャリアが浅くても、挑戦を応援してくれる会社。

入社理由/地球規模で様々な人と関わり合える

国際系の学部で英語を学んでいたこともあり、私は大学3年の時にフロリダにある大規模テーマパークでのインターンシップに臨みました。半年間ではありましたが、いろんな国からやってきた人たちと共に働くのが楽しく、異なる文化背景を知ることで自らの見識が深まるのを感じていました。ゆくゆくは外国の人たちと関われる仕事に就きたい、と思うようになったのはこの頃からです。
就職先に商社を選んだのは、買いたい人と売りたい人を地球規模でつなぐ仕事、というスケールに惹かれたからです。なかでもヴォークスは、1年目の最後に海外拠点を回る研修が2週間用意されている、入社2〜3年目には海外出張の機会が増える、といった点が魅力的で、他社よりも圧倒的に成長スピードが速いと感じられたのが応募の決め手になりました。

業務内容/インドネシア産「生鮮ワサビ」を「世界のワサビ」へ

香辛事業部はいくつかのセクションに分かれており、私は香辛野菜部の一員として「ワサビ」「ジンジャー」「ガーリック」を担当しています。なかでもメインとなるのがワサビで、私は入社1年目の終盤にワサビの主担当を任され、以来インドネシアの関連工場へ幾度となく足を運び、「生鮮ワサビ」の開発に携わりました。
ヴォークスの社員として私が一番誇らしく思っているのは、“挑戦を応援してくれる会社”だということです。インドネシア産の「生鮮ワサビ」が日本産にヒケをとらない高い商品力を有していると判断した私は、商圏内のタイで開催される食品展示会に出展する企画を提案しました。タイの日本料理店オーナーを集め、そこで「生鮮ワサビ」を効率的にアピールし、商品のファンになっていただき、継続的な仕入れに結びつけたいと考えたのです。すると香辛事業部の皆が応援してくれ、効果的なアドバイスなどを通じ、予想を超える成果を挙げることが出来ました。キャリアや役職に関わらず、前向きな姿勢をバックアップしてくれるヴォークスイズムは、私にとって大切な宝物となっています。
事後談ですが、ネットワークを通じてタイのディストリビューター(販売仲介人)の皆さんに日本料理店オーナーを集めて頂いた時、ディストリビューターの皆さんとも良好な関係を築くことができ、今も仲良くさせて頂いております。

今後の目標/“愛”をもって商品を届けたい

「生鮮ワサビ」の開発に携わるなかで私がズシンと感じたのは、インドネシアのサプライヤー(生産者)の皆さんが、“愛をもって育てている”ことでした。乾季と雨季や、強風のシーズンなど日本とは違う環境で一生懸命日本固有の作物を育ててくださる姿をみて、“おいしいわさびを届けたい”という気持ちと愛情を感じました。ならば私も、この商品を“愛を持ってお届けしたい”と思わずにはいられません。
ヴォークスでは仕入れから販売までを1人が担当しますから、サプライヤーの思いを販売先の方へ届けることが可能であり、それが出来るのがヴォークスの営業なのではないでしょうか。そうした目には見えないつながりを経て、これからも世界中の人と人とを結びつけていきたいと思っています。

K.I

K.I
(2017年入社 食品事業部)

仕入国との関係を深め、納得できる商品化を目指す。

入社理由/自分らしさを活かしたい

元々話し好きだった私は、就活では営業職を中心に会社研究を進めていました。メーカーの営業職を検討していた時、大学の先輩から“商社は自分の机さえあれば、あとは自分次第”という話を聞きました。自由なフィールドで自分の営業力を試したい、と思うようになり、商社を志望することとなりました。
ヴォークスを選んだのは、中規模だからこそ一人に与えられる裁量が大きく、伸び伸びやれそうだと感じられたためです。大規模だとどうしても歯車的なポジションになりがちですが、ヴォークスなら自分らしさを活かせる、とわくわくしました。

業務内容/高品質を維持した産地切替に挑戦中

入社後、私は食品事業部への配属となり、3年目にフルーツなどの缶詰担当に抜擢され、現在に至ります。実は缶詰担当は私ひとりだけで、経験がわずか2年の私がひとつの商品を任される責任の重さに、多少の不安はありました。しかし自分だけの商品を持てた喜びは大きく、営業力を存分に発揮することで期待に応えたいと思いました。
現在私は、北米や南米から缶詰を仕入れ、日本国内の問屋さんへ販売する業務に携わっています。特に力を入れているのが、北米から南米への産地切替です。元々は商品の大半を北米から仕入れていましたが、人件費や原材料の高騰から生産地を南米に変更することで、適正な利潤を確保する戦略です。
難しいのは、私たちが求めている製品の水準が、南米の水準とは明らかに異なることです。そうした是正を図るため、私は何度も南米へ出張して現地担当とコミュニケーションを深め、少しずつ改善を重ねてきました。その甲斐あって、納得のゆく商品が手元に届いた時は本当に嬉しかったです。今も様々な商品の改良を重ねていますが、ヴォークスの商品はこんなに高品質ですよ、と自信をもって販売できる缶詰が増えていく手応えは抜群です。

今後の目標/会計知識を高めオールラウンダーへ

一般的な商社ならばひとつの商品に対し、仕入担当、販売担当、売上管理担当というように複数の担当が付くと思います。しかしヴォークスでは、ひとつの商品に対し1人が責任をもって全てを担当します。言い換えれば、商品流通におけるトータルな知識が必要になる、ということです。
営業畑の私は数字が得意ではないので、現在少しずつ会計について学んでいるところです。苦手部分を克服することでワンランク上の営業ステージを目指し、ゆくゆくは缶詰取引で身に付けたノウハウをベースに、新たな商品・新たな分野にトライしていきたいと思っています。

Y.K

Y.K
(2018年入社 アグリ事業部)

多彩な品目の扱いを、三国間貿易で活性化させる。

入社理由/語学・経済・マーケティングを活かせるフィールド

大学で経済とマーケティングを学んでいた私は、世界を駆ける商社ビジネスに一種の憧れを抱いていました。しかし語学力が無ければ活躍する範囲が限られてしまいます。そこで私は一念発起し、1年間かけてフィリピン、カナダ、アメリカへの語学留学を決行、TOEICのスコアを上げることに専念しました。
就職にあたり、語学、経済、マーケティングを活かせるフィールドとして私は海外取引を行う商社をリストアップし、少しでも早く海外に行けそうなところを絞っていきました。とりわけヴォークスに惹かれたのは、実家の家業が食品系だったことから、身近に感じられたからかも知れません。

業務内容/結束力を活かし、チームで三国間貿易を推進

私が所属しているのは、アグリ事業部の穀物部です。穀物部は取り扱う商品が非常に多いため、他部のように1人がひとつの商品を担当する形態では無く、チームとして業務に取り組んでいます。輸入品目だけでも、米、小麦、グリーンピース、オーツ麦、小麦グルテンなど多岐にわたります。
穀物部での特徴的な業務は、輸入業務・輸出業務に加え、三国間貿易を行っていることです。グリーンピースを例に取ると、商品は北米から東南アジアへ直接運搬しますが、代金は「仕入」が北米と日本間、「販売」が日本と東南アジア間で執り行います。これが三国間貿易です。本来なら穀物部の営業が各国へ出向いて調整すべきなのですが、商品数が多いことから、さきほどのグリーンピースで言えば北米のサプライヤーに対してはヴォークスアメリカ支社、東南アジアの販売先にはヴォークスタイ支社に現地業務を依頼しています。
穀物部はチームで業務にあたるため、成果が出た時はチーム全体の喜びになり、結束力の高まりを感じます。一方、穀物は大半が年間契約なので、年1回の価格交渉には神経を使います。電話での交渉時、英語で細かなニュアンスを伝えるのが難しく感じる場面もあり、まだまだ語学力を磨かねばと思い知らされます。またアジア圏だと日本と同様に英語が第二言語なので、リスクを感じることも少なくありません。このあたりをどう解消していくかが、当面の課題と言えるでしょう。

今後の目標/海外支社で語学力を磨きたい

ヴォークスには入社して5年内の社員に摘要されるジョブローテーション制度があり、異なる部署で新たなノウハウを身に付け、再び元の部署に戻ってくることも可能です。私は近い将来この制度を利用して、1年間の留学で身に付けた語学力をさらに磨くため、海外支社に異動できればと考えています。再び穀物部に戻ることを考えれば、サプライヤーがひしめくアメリカで、語学力と穀物の知識をしっかり身に付けたいです。

Y.K

Y.K
(2019年入社 品質保証部)

商品の安全を担保し、寄せられる信頼を高めたい。

入社理由/人生目標に近づきながら、情報収集力を活かせる会社

農業系の大学で畜産を学んでいた私は、パラグアイでの農業経営調査を行う大学のプロジェクトに参加し、その経験を基に大学院へ進み、農業経済学を学びました。大学院では海外の論文を収集することが多く、知らず知らずのうちに外国発の情報を効率良く集めるノウハウが身に付きました。そうした過程のなかで、私は農業に従事する人たちの現状と課題を深く知ることができ、「生涯を通じて世界の農業従事者を豊かにする」という人生目標を立てました。
就職を考える時節になり、私は自分が立てた人生目標を実現できるか、そして大学院で身に付けた情報収集能力が活かせるか、というふたつの観点で企業研究に取り組んでいました。ヴォークスに出会ったのはまさにその頃で、会社説明会で聞いた“インドネシアでのワサビ事業”が私の人生目標に近く、この会社なら目標を実現できるかも知れない、と思えたのが応募のキッカケとなりました。

業務内容/残留農薬量を検証し、時には海外の工場視察へ

品質保証部の主な業務は、ヴォークスが輸入・輸出する商品が当該国の法律に準拠しているかを調べ、その品質を保証することです。
農作物のほとんどは農薬を使用しており、たとえばそれを輸入する時には、農薬の残留量が日本の法律に定められた基準値内かどうかを確認しなければなりません。また残留農薬量は船ごと・便ごとの農作物で異なるため、それぞれの正確なデータを入手して検証していくことが求められます。基本は担当営業がデータを取り寄せますが、時には品質保証部が輸出先に情報提供を求める場合もあり、今後経験を積むに従い、学生時代に培った情報収集能力が活かせそうです。
品質保証部では、時には輸出元の工場を視察し、問題点をチェックして改善指導を行う役割も担っています。私も昨年、中国にあるホースラディッシュ工場へ視察に伺い、製造工程や衛生状況などを監査形式で確認してきました。驚かされたのは、工場内は想像以上に騒音が強く、コミュニケーションがとりづらい環境だったということです。私はさっそく改善提案を行い、生産者にとって仕事の質を高められるよう担当者に依頼しました。この経験により、自分の人生目標に一歩近づけたかもしれません。

今後の目標/検査スキルを磨き、新たな提案に反映させたい

品質保証部の業務は、ひとつ間違えれば人命に関わることもある、重要な内容を含んでいます。細かな作業も多いため、部内では必ずダブルチェックを行い、自信を持って商品をお届けできるよう品質の保証にあたっています。
私ももうすぐ入社して丸2年になり、必要とされる知識も身に付いてきました。今後は微生物検査のスキルを高め、中国の工場視察で得た知識と組み合わせ、より正確でスムーズな作業手順の提案に反映させたいと思っています。さらには、食品安全検定資格をつい先日取得したので、次の新たな資格取得にチャレンジする準備を行っているところです。
ヴォークスには産休・育休から復帰し、以前と同じ部署で活躍している女性の先輩も多く、時差出勤と組み合わせて効率良く業務に取り組んでいます。残業もほぼ無く、女性にとってとても働きやすい環境だと思います。

K.M

K.M
(2015年入社 Vox Trading Australia)

初めての海外赴任は、驚きとチャンスに溢れていた。

入社理由/活動の幅が広く、様々なことにチャレンジできる

いま私が勤務しているのはヴォークスの100%子会社である “Vox Trading Australia(以下VTA)”で、事務所はシドニーの中心であるシティのやや北に位置しています。
私は学生時代に英語を深く学んだわけではなく、留学経験もありません。就活でヴォークスに目が留まったのも、幅広く営業活動が出来そうだと思えたからでした。元々自分は飽きっぽい性格なので、ひとつの商品や特定の場所に縛られるのは自分に向いていないと考えていました。ヴォークスの営業は1人で仕入れから販売まで幅広く任されること、さらにはキャリアが浅くても自らの目で商品を選び販売できる裁量の大きさを知り、いろんなことにチャレンジしたい自分に合っていると考え、入社を決めました。

業務内容/お取引先と対面することで、信頼関係を高めていく

入社後に私は穀物部へ配属となり、それから5年後の2020年1月、出向という形でVTAに赴任しました。ヴォークスでは年に1回勤務先の希望を出すことができ、私は海外で自分を試したい旨を申請し続け、その希望が叶ったわけです。
VTAの主な業務は、米を中心とした日本食を日本から輸入し、アジア系のお客様等へ販売することです。前任者との2週間にわたる引き継ぎを終え、さあやるぞ、と意気込んだ私に待っていたのは、コロナ禍を発端とする為替の暴落でした。
初めての海外赴任先では、ほとんどの業務が未経験と言っても過言ではありません。それに加え、為替の変動に対応した計上、マイナスが出た場合のオペレーション、損切りやその後の改善策など、為替の暴落を受けて取り組むべき課題は増える一方でした。しかしこの事態は、私にとってある意味プラスとなったのです。なにしろ全ての取扱商品について、全面的に見直すことが出来たからです。
以降、私は為替対策の提案を手みやげに、現地の日本食料理店の皆さんとダイレクトに話す機会を設け、信頼関係の構築に注力しました。オーストラリアではコロナ対策の規制がかかっているので全て思い通りには行動できませんが、シドニー周辺だけでなく、お取引先の本社があるメルボルンやブリスベンにも足を伸ばしたり、大型港を擁するパースやアデレードでディストリビューターの皆さんとお会いしたりするなど、行動の幅を拡げています。こうした動きができるのも、個々に大きな裁量を与えてくれるヴォークスの方針あってのことで、日々充実した時間を過ごせています。

今後の目標/初めての海外赴任でも、考え方ひとつでしっかり楽しめる

シドニーは多国籍エリアで、仕事上でもイタリア人や中国人等と話すことがよくありますが、皆さんがブロークンイングリッシュで話すので、入社してから本格的に英語に取り組んだ私でも何とかコミュニケーションが成立しています。
またオーストラリアは全般的におおらかで、郵便物の遅配は日常茶飯事ですし、インターネット回線が開いたとの連絡を受けても一向に接続されないなど、「あれっ」と思うことも多いですが、それも海外赴任ならではの醍醐味と思えば楽しいです。
こちらのゴルフプレ-料金は日本の3分の1以下なので、休日には現地の日本領事の方とラウンドしたり、地元の日本人野球チームに参加したりして、新天地を満喫しています。こうした関係が時には仕事につながることもあるので、現地でのネットワークづくりは大切だと思っています。年末には家族がこちらに来る予定なので、コロナ禍が終息したら休日にはオーストラリア各地への観光を楽しみたいです。