SUSTAINABILITY
事業基盤に関わるサステナビリティの取り組み
安全・安心のための品質保証体制の確立
フード・エンジニアリングでのサステナビリティ推進
高品質で安心できる商品をお届けするため、私たちは独自のビジネスモデル「フード・エンジニアリング」を確立させています。 例えば、自社技術と海外拠点をフル活用し、栽培から加工、輸送までを一元管理。ヴォークスグループ一丸となり、バリューチェーンすべての段階における品質の追求に取り組んでおります。
フード・エンジニアを育てる独自の研修プログラム
品質、特に食品安全を作り上げるための要素やその評価方法について、独自に作成したプログラムで、社内学習(研修)を行っております。

人財と組織のマネージメント
理念浸透によるエンゲージメント
社会の急速な進化、地政学的リスクの深刻化など、さまざまな変化に対応することが求められている環境において、企業理念を深く理解し、世界を舞台に戦略の策定と実行ができる人財が必要不可欠です。ヴォークスでは一人ひとりの社員が失敗を恐れず新しいことに挑戦し、多様な「個の能力」を高める人財育成を目指しています。
組織風土診断
よりよい組織風土を目指し、組織風土診断を定期的に実施しています。結果を社内にフィードバックし、職場環境の維持増進に努めています。
社内コミュニケーションの強化
生産性の向上、新しいアイデアの創出にはコミュニケーションの活性化が不可欠です。職種や業務の垣根を越えたコミュニケーションを活性化させるため、フリーアドレスや執務スペースと繋がったカフェエリアを導入しています。また「全社横断プロジェクト」を通じて、部署・世代を超えた取り組みにより、組織力強化に努めています。
ダイバーシティ&インクルージョン
多様な個性を“力”に変え、事業成長に繋げるため、 個々の社員が持つ個性や成長への意欲、そして独自の能力を最大限に発揮し、変革を生み出せる組織づくりに注力しています。
多様なキャリアを持つ人財が活躍できる組織
当社は新卒採用者、キャリア採用者、出向者といった、多様な経歴と経験を持つ人財が活躍しております。このような環境の中で、多角的な視点から柔軟に社会価値創造に取り組んでおります。

グローバル人財の活躍推進
ヴォークスグループでは、さまざまな国のメンバーが一体となり、食を通した価値創造に取り組んでいます。多様な文化や価値観を尊重し、グローバル人財が活躍できる組織風土の醸成を通して、持続可能な事業活動を推進しています。

女性活躍の推進
多様化する社会・お客さまのニーズに応えていくため、女性活躍推進は経営課題の一つと捉えております。当社では、管理職者以上の従業員における男性比率が高いため、女性管理職者の育成を進めてまいります。
チャレンジの場・機会
「やるぞ、VOX!」をスローガンに、社員の主体性を尊重したチャレンジの場・機会として、誰でも新規取り組みの立ち上げに挑戦できるAD-Ventureファンド、年間のチャレンジを称賛・表彰するVOXアワード制度、既存の枠組みを越え新しい共創へのアクションを評価するグッドアクション評価制度を設け、社員の主体的な挑戦を後押ししています。
働く環境の整備
さまざまなライフステージや状況に合わせて働き続けるとともに、一人ひとりが最適な形でその能力を発揮できるように、フレキシブルな働き方を整えることで、個々の成長と活躍を積極的に支援しています。
フレキシブルな働き方についての取り組み
コアタイムのないフレックスタイム制度や、在宅勤務を活用し、時間と場所に捉われず、個々の役割や仕事の特性に合わせて、働き方を柔軟に選択しながら生産性を追求できる就労環境を用意しています。
育児をする社員および介護・看護をする社員へのサポート
育児や介護・看護を行う社員が仕事と家庭を調和させやすい環境を提供しています。また、社員が適切なサポートを受けながら職場に復帰できるような環境を整備しています。生活状況に合わせて効率的な働き方とキャリア設計を実現できます。

教育・研修体制のこだわり
多彩な個性が融合し、挑戦と変革を通して社員と会社がともに成長するために、社員教育の重要性を強く認識しており、市場環境と事業戦略に合わせて社員が成長し、総合力が発揮できるよう研修・育成を実施しています。
研修体系
独自のビジネスモデル「フード・エンジニアリング」を実現する社員育成のため、海外研修や品質保証研修に加え、階層別研修、管理職研修などヴォークスでは、様々な学習会・研修を実施し、「スぺゼネリスト」となる人財育成を行っております。

自己啓発支援
学習会・研修に加え、自身のスキルアップに合わせた100を超える通信教育講座を受講することができます。入社5年目までの社員は、「マーケティング」「会計」「品質」「語学」「ビジネススキル」などの基礎知識を学ぶ、14コースについて受講料の全額補助を行い、それ以外にも全社員を対象に、受講料の半額補助を行っています。
健康経営
健康経営宣言

組織体制
各指標(2022年から2025年目標値)
項目 | 2022年実績 | 2023年実績 | 2024年実績 | 2025年目標 |
---|---|---|---|---|
定期健康診断受診率(%) | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ストレスチェック受験率 | 96.2% | 98.2% | 96.4% | 100.0% |
月平均残業時間 | 17.5時間 | 17.0時間 | 18.7時間 | 16.5時間 |
月間総労働時間 | 151.0時間 | 150.9時間 | 151.7時間 | 151.3時間 |
平均有給休暇取得日数/年間 | 11.7日 | 11.4日 | 12.3日 | 13日 |
プレゼンティーズム(%)※1 | 86.5% | 87.8% | 90% | |
アブセンティーズム(日)※2 | 3.3日 | 1.9日 | 1.9日 | |
ワーク・エンゲイジメント(点)※3 | 2.8 | 2.7 | 2.9 |
- ※1 プレゼンティーイズム:ストレスチェック時にSPQ(Single-Item Presenteeism Question 東大1項目版)調査にて把握。
- ※2 アブセンティーイズム:ストレスチェック時に一年間の病気で仕事を休んだ日数を質問し、全従業員平均休業日数を把握。
- ※3 ワーク・エンゲイジメント:新職業性ストレス簡易調査票の全従業員のワーク・エンゲイジメント平均点。
主な取り組み
安全衛生委員会
毎月開催される安全衛生委員会では、安全で健康に働くことが出来る職場環境の実現に向け取り組みを行っています。産業医と従業員代表と会社側の安全衛生推進委員が参加して年間計画の策定、計画の遂行、職場巡視活動、講和・セミナーの開催などを通じて職場環境改善に取り組んでいます。
コミュニケーションの推進
テレワーク推進や完全フレックス制度の導入などにより、コミュニケーション機会が少なくってきている中、社内のCaféスペースにおいて「互いの人となりを知る」「想いや気持ちを通わせ一緒に活動できる関係性を築き上げる」ことを目指して様々な取り組みを実践しています。
メンタルヘルスケアの取り組み
メンタルヘルスケア研修
社外講師によるメンタルヘルス学習会を実施。セルフケア、ラインケアなどの学習を通じて、メンタル不調者の早期発見や声の掛け方などをはじめとした実践の学び、組織・個人のマネジメント推進を図っています。
ストレスチェック
全社員を対象としてストレスチェックを行い、「社会的な健康度」「心身の健康度」「生活の健康度」の3つのカテゴリーで組織分析を行っています。高ストレス者には、医師面談を行うなどメンタル不調の未然防止、早期発見に繋がる取り組みを行っています。

労働時間適正化の取り組み
労働時間の適正な把握
毎月、人事総務部から全社員の労働時間に関する情報をマネージャーに発信し、適正な労働時間の維持を図っています。海外出張等多い会社ではありますが、出張中の休日についても確実に振替取得が出来るよう取り組みを推進しています。
有給休暇取得推進
年間の有給休暇取得目標を12日に設定し、計画的な休暇取得と心身のリフレッシュを図ることができる様取り組んでいます。
