Interview
先輩社員の声
INTERVIEW
相手のことを本気で考え正面からアプローチ
することが、信頼関係づくりの鉄則。
相手のことを本気で考え正面から
アプローチすることが、
信頼関係づくりの鉄則。
- Keita
- 食品事業部 食品部
2017年4月新卒入社
キャリアデザイン学部
キャリアデザイン学科卒

01なぜ商社を志望し、VOXを選んだのですか。

学生時代を振り返ると、音楽サークルでの日々と、語学留学が思い出されます。音楽サークルでは副部長を任されていたので、30名を超えるメンバーをまとめるコミュニケーション力や調整力が身についたように思います。また語学留学では、3年の時に8ヶ月間休学してカナダのトロントに行き、アルバイトとして働く現場を経験したことで、リアルな英語環境で語学力を磨くことができました。こうした経験から、就活ではコミュニケーション力や調整力、そして語学力が活かせる「商社」に絞ってリサーチしました。
様々な角度から商社を分析し、大手商社は業務体系を調べていくうちに、ひとつのカテゴリーのなかでどんどん枝葉が分かれ、末端だと行動の幅が狭くなり歯車的な動きになるのではないかと考えるようになりました。その点VOXは100名ほどの規模感なので、全員が互いのことをよく知る環境で自分らしく働けそうだと感じました。実際に入社してこの感覚は正しかったと思えましたし、想像以上に自由度が高いことに驚かされました。
02これまでの業務キャリアと、現在の仕事内容を教えてください。
私は現在まで食品部一筋で、もうすぐ9年目に入ります。入社当初はチェリーの缶詰を担当し、この時に調達・製造・販売のベースを身につけました。その後は冷凍フルーツ、3年ほど前から加工品を担当することになりました。
加工品にはフルーツソースやフィリングなど様々な種類があります。業務としては、お客様とコミュニケーションを深めるなかでニーズを引き出し、原料を自社で調達、ロット(製造数量)に適した協力工場の選定、商品の製造、お客様への納品というのが基本的な流れとなります。
VOXは担当商品の全工程に携われますが、もちろん1人で全てをこなせるはずはありません。提案案件が動き出したらまず社内で4〜5名のチームを作り、原料の調達や製造など役割を分担し、協力しながら進めていきます。多くは半年から1年という期間を経て納品されるのですが、自身が長きにわたり手がけてきたものが実際に商品化されたのを見ると、毎回ながら胸が熱くなります。
当初はお客様のニーズを伺いながら新商品の提案を行っていましたが、最近では市場や消費者動向などからニーズを先読みし、オリジナリティの高い提案を行うことも増えてきました。またVOXの社内はフリーアドレスなので、隣に座った他部門の社員から意見をもらうなど、異なる視点からの組み立ても提案に活かすよう心がけています。

03お客様との関係をより深めることのできたエピソードを教えてください。

冷凍フルーツを担当していた頃、価格と納期を私自身が決めてお客様へ提示し了承を得る、というミッションを任されたことがありました。通常ならば適正な利益を乗せて価格を出し、スケジュールから納期調整を行うのですが、生産を任せている現地から値上げ要請が来ました。その理由は納得できるものでしたが、販売価格を上げる必要があるため、現地からの声を正直にお客様に話すと共に、お客様のニーズにできるだけ合わせた納期体制を組む提案を行ったところ、より良い提案をしてくれたと理解していただくことができました。相手のことを本気で考え、正面から話すことの大切さを身をもって知ることができ、お客様とはその件以降、より深い信頼関係が築けていると実感しています。

04次の目標を教えてください。
VOXでは、各部門を支える柱となる商材を「大分類」と呼んでいます。私は、現在注力している加工品をまずは「大分類」に育て上げ、さらには開発や原料調達の規模を拡大し、収益性を高め、いずれは「事業化」させることを目指しています。自身でひとつの事業づくりを目指すことができるのも、VOXならではの自由度と与えられる裁量の大きさがあってのことではないかと思います。
オフタイムはコレでリフレッシュ
学生時代からずっとギターを弾いていた私は、社内で6人組のバンドを組んでいて、月に1回スタジオに入りガンガン演奏してリフレッシュしています。