Interview
先輩社員の声
INTERVIEW
世界に広がる栽培現場や生産工場に赴いて、
VOXクオリティを守り抜く。
世界に広がる栽培現場や
生産工場に赴いて、
VOXクオリティを守り抜く。
- Yuka
- 品質保証部
2019年4月新卒入社
総合文化研究科
地域文化研究専攻修了

01就職先にVOXを選ぶまでの経緯を教えてください。

学部で農業全般を学んでいた私に転機が訪れたのは、大学3年の時です。青年海外協力隊と大学が共同で実施する開発援助プロジェクトで南米のパラグアイに1ヶ月間滞在し、現地の状況を体感しました。その経験をきっかけに、私は「開発援助と農業」に興味を抱き、卒論のテーマにしたのですが、政策面からそのテーマを掘り下げて研究したい、という気持ちで大学院へ進みました。
就活では、私がずっと取り組んできた「農業」「開発援助」「海外」をキーワードに様々な業界を検討していましたが、留学経験者を対象とした就活イベントを通じてVOXと出会いました。VOXの事業内容は、私が掲げたキーワードとリンクする部分が多かったので魅力を感じたのはもちろん、応募の決め手になったのが、インドネシアで広大なわさび畑を管理していることでした。そこに関わるチャンスがあることが、私の背中を押してくれました。
02品質保証部では、どのような業務を行っているのですか。
入社以来、私は品質保証部で6年間実務に当たってきました。業務内容は本当に多岐にわたるのですが、一言でまとめるなら「日本と海外とのギャップを埋める」仕事になります。
日本と海外では法律や規制が異なり、文化面や衛生的な感覚、製品面では品質など大きなギャップがあります。それらの隔たりを埋め、全方位に「法令順守」を担保するのが、私たち品質保証部のミッションです。
例えば新たに栽培を開始する圃場があれば、私たちは実際に現地へ赴き、どんな水源か、使用する農薬の種類は何か、様々な視点から確認し、求める品質レベルに達するまで改善を図ります。さらには圃場だけでなく、現地の生産工場に入り監査を行うのも重要な役目です。現地の担当者と直接話し、改善活動を確認する必要があるため、私は2〜3ヶ月に1度のペースで様々な国の生産現場へ出張しています。これまで、タイ、ベトナム、インドネシア、中国、ポーランド、アメリカを訪れました。こうした活動を通じて、食品に関わる人たちと一緒に商品を作り上げることが、この仕事ならではの達成感を得られる瞬間です。

03壁を乗り越えて成長できたエピソードを教えてください。

入社して2年が経った頃、コロナ禍となり海外出張が全く出来なくなってしまいました。現地の協力会社への業務依頼や、オンライン監査への切り替えなど手は尽くしましたが、現場をリアルに理解するには至らず、かなり厳しい状態が続きました。
ただ、出張に行けなくなった分、時間に余裕が生じたこの状況をプラスに転じようと考え、特にアメリカの食品安全に関する法律について「知識を身に付ける時間」とすることを試みました。この時に得た知識は、海外出張が再開され営業担当とアメリカへ出張した時、大いに役立ちました。

04仕事をする上で意識しているモットーがあれば教えてください。
私がいつも仕事をするなかで営業の社員に意識してお伝えしているのが、「何度でも説明するので、またわからなくなったら気軽に聞いてくださいね」という一言です。実は品質保証部は、質問されることがとても多い部門という特徴があります。法律の解釈などは複雑でとても分かりにくくミスをしてはならないという難しさがあるため、気軽に質問してもらうという事がとても大切になってきます。
品質保証部は様々な部門との関わりが深く、担当者と海外へ同行することも多いため、もしかしたら部門間の垣根はVOXの中でも最も低いかもしれません。だからこそ気軽に質問が寄せられ、こちらも喜んで返答しコミュニケーションの活性化を図ります。そうすることで少しでも円滑に業務が進めば、お互いにとってプラスになります。
オフタイムはコレでリフレッシュ
私はダイビングと乗馬が趣味で、ダイビングライセンスを取得するためにVOXの同僚と石垣島へ行き、沖縄の海を満喫したこともあります。